スポーツ肩膝
概要
スポーツ膝肩グループは、膝関節・スポーツ障害担当と肩関節・スポーツ障害担当に分かれ、それぞれの専門に患者さんをご紹介することがあります。スポーツは、同じ動作が繰り返し行われるという特徴がありますので、その繰り返し動作によってバランスを崩し、特定の箇所が傷んでしまうというのがスポーツ障害の特徴です。したがって治療は注射やリハビリテーションなどでバランスを取り戻すことと、どうしても修復しなければならない傷害だけを関節鏡を中心とした最小侵襲手術で対応するということの、二つの大きな柱から成ります。特に肩関節では重力に抗して上肢を動かすのに様々な筋肉を動員しなければならず、慢性の機能障害でもスポーツ障害を治療するのと同様の観点が不可欠ですので、加齢変性疾患も治療対象にしています。