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基礎研究、臨床研究

基礎研究部門

人工材料

人工材料の基礎研究を行っています。

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リウマチ・骨軟骨再生

関節リウマチの発症メカニズムの解明と新しい治療法の開発は、多方面から大きな注目を集めています。我々はヒト関節リウマチにおける病態と治療法の研究を免疫学および骨・軟骨代謝学の両面から研究しています。また、再生医療は現在の最も重要なキーワードの一つです。ヒトの体内で、骨や軟骨がどのように治っているのかを研究することで、骨軟骨の再生医療をより現実的にすることを目標に研究を行っています。

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腫瘍

骨軟部腫瘍発生の分子メカニズムの解明と治療への応用を目指して研究を行っています。これまでに骨肉腫、軟骨肉腫、軟部肉腫おけるp53遺伝子、Rb遺伝子、その関連因子であるMDM2、CDK4などの遺伝子異常を解析し、腫瘍発生における役割を明らかにしてきました。またSV40遺伝子の骨肉腫発生への関与、粘液型脂肪肉腫における融合遺伝子タイプと臨床病理学的特徴との関係についても明らかにしました。
現在は京都大学再生医科学研究所組織再生応用分野(戸口田淳也教授)で研究を行っており、主要テーマは滑膜肉腫発生機序の解明、骨肉腫発生と転移能獲得に関わる新規遺伝子の単離と機能解析、遺伝子発現からの軟部肉腫の分類と分子標的治療法の開発、融合遺伝子解析による骨軟部腫瘍の診断などです。

末梢神経

私たちは、一貫して末梢神経での神経再生をテーマに取り組んでいます。これまでに末梢神経同種移植を視野に入れた、ポリフェノールを用いた末梢神経の保存法、ポリフェノールの免疫抑制効果を用いた同種末梢神経移植、陰イオン注入により親水性を増した人工神経鞘を用いての神経再生に関する研究を行ってきましたが、現在次の2テーマを中心に研究しています。

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バイオメカニクス

膝関節や脊椎のバイオメカニクスを研究するグループです。

 

臨床研究部門

臨床研究のご案内

高齢化社会に伴い、整形外科疾患で悩んでおられる患者さんの数は急増しております。京都大学整形外科教室では、これらの疾患に対するベストの治療を模索し続けており、臨床研究をすすめています。京都大学大学院医学研究科・医学部および医学部附属病院 医の倫理委員会で承認を得た臨床研究につきまして、研究内容の公開を行っていきます。臨床研究へのご理解とご協力をお願いいたします。

番号

課題名等

R4346

下肢関節症に対する院内リアルワールドデータの収集および利活用に関する多機関共同研究
R0632 ◇股関節術後成績に関する多施設研究

R3715

◇大腿骨近位がん骨転移専用金属プレート開発のためのプロトタイプ作製
R2499 ◇骨軟部腫瘍症例の臨床データ集積解析:後向き観察研究

R4492

◇患者立脚型スコアである New Knee Society Score の Patient acceptable symptom state を求めるため の多機関共同研究

R2249-3

◇日本整形外科学会症例レジストリー(JOANR)構築に関する研究について

R2179-5

◇整形外科における献体を用いた医師・医療従事者の教育プログラム

C1651

◇不安定型腰椎変性すべり症に対する間接除圧固定術の有用性:間接除圧固定 vs 直接除圧固定